会カイの足跡ソクセキ
	平成ヘイセイ　１３年ネン　　室蘭ムロラン測量ソクリョウ山ザン桜サクラロード実行ジッコウ委員イイン会カイ設立セツリツ
	１４年ネン　　第ダイ１回カイ記念キネン植樹ショクジュ　　交流会コウリュウカイ
	１５年ネン　　第ダイ２回カイ記念キネン植樹ショクジュ　　追肥ツイヒ　草クサ刈カリ作業サギョウ　交流会コウリュウカイ
	１６年ネン　　第ダイ３回カイ記念キネン植樹ショクジュ　　追肥　草クサ刈カリ作業　交流会
	１７年ネン　　第ダイ４回カイ記念キネン植樹ショクジュ　　追肥　草クサ刈カリ作業　交流会
	１８年ネン　　第ダイ５回カイ記念キネン植樹ショクジュ　　追肥　草クサ刈カリ作業　交流会
	（５周年シュウネン記念キネン事業ジギョウ）
	１９年ネン　　追肥ツイヒ　草クサ刈カリ作業サギョウ　交流会コウリュウカイ
	２０年ネン　　追肥ツイヒ　草クサ刈カリ作業サギョウ　交流会コウリュウカイ
	２１年ネン　　植樹ショクジュ　追肥ツイヒ　草クサ刈カリ作業サギョウ　交流会コウリュウカイ
	２２年ネン　　追肥ツイヒ　草クサ刈カリ作業サギョウ　交流会コウリュウカイ
	２３年ネン　　１０周年シュウネン記念キネン植樹ショクジュ　　追肥　草クサ刈カリ作業　交流会
	（１０周年シュウネン記念キネン事業ジギョウ）
	１１月ガツ　４日ニチ　「さくら功労者コウロウシャ」　受賞ジュショウ
「未来ミライを担ニナう子コどもたちに自然シゼン豊ユタかな憩イコいの場バを与アタえよう」 を合言葉アイコトバとして奉仕ホウシ団体ダンタイ
でもある室蘭ムロラン昭和ショウワ会カイが、 『 室蘭ムロラン測量ソクリョウ山ザン桜サクラロード 』 実行ジッコウ委員会イインカイを設立セツリツして以来イライ、本年ホンネン
をもってはや１０年ネンの歳月サイゲツを経ヘました。
省みますと、色鮮やかに咲きほこる桜花満開の下で、 一家イッカ団欒ダンラン、自然シゼン満喫マンキツしている
光景を思い巡らせながら、会員一丸となって桜木の育成イクセイに汗アセしてきた今日コンニチまでの作業サギョウ
の辛苦を回想しています。
お蔭様をもちまして、 市民方々の思いを込められた記念植樹も年を経るごとに増殖
されており、今では３５０本を超コえる桜木サクラギが測量ソクリョウ山ザン一体イッタイにしっかりと根ネを張ハりながら開花カイカ
の日を待っているところですが、　反面ハンメン、 育ソダち行イく桜木サクラギの成長セイチョウに費ツイやす管理カンリ作業サギョウは、
予想外に大きくその対応に苦慮クリョしているところでもあります。特トクに、積雪セキセツや強風キョウフウ、樹木ジュモク
病やネズミ等による自然災害サイガイの防止ボウシ策サクは、長期チョウキ課題カダイと思オモわれますが、今後コンゴとも臆オクする
ことなく根気強く地道に取トり組クんでいかなければなりません。
また、本委員会は発足以来、自然に対する基本的知識を求めて専門講師や研究家
など、その分野に精通した方々を交えての、講習会コウシュウカイや研修会ケンシュウカイを開催カイサイし、適切テキセツなアドバ
イスを受けながら植栽活動に努めてきましたが、 今後コンゴともその育成イクセイ状況ジョウキョウを観察カンサツいただ
きながら管理していく予定です。 その為にも会員カイイン相互ソウゴの連携レンケイは不可欠フカケツであり、一体イッタイと
なって推進していく姿勢は崩せません。
ご承知ショウチのとおり本会ホンカイは昨年サクネン、 今日コンニチまでの実績ジッセキが評価ヒョウカされて 『 日本ニホンさくらの会カイ 』 より
功労賞コウロウショウを受ウけましたが、 これは云々ウンヌンまでもなく植栽ショクサイされた自ジ木ボクの成長セイチョウと開花カイカ、 同時ドウジに
桜サクラロードの完成カンセイに期待キタイを寄ヨせながら愛情アイジョウと意欲イヨクをもって育成イクセイ活動カツドウに尽ツくされた会員カイインの
みなさまの努力ドリョクが高タカく評価ヒョウカされたものであり、　今後コンゴの更サラなる活動カツドウに期待キタイして贈オクられた
ものと思オモいます。
これからは、私ワタシをはじめ役員ヤクイン一同イチドウ、これを大オオきな励ハゲみとして皆様ミナサマとの連携レンケイを積極的セッキョクテキに
呼ヨびかけながら、地域チイキに密着ミッチャクした誰ダレからも期待キタイされる事業ジギョウとして、更サラなる充実ジュウジツ・発展ハッテンを
めざして、その運営ウンエイに努ツトめてまいりますので、会員カイインの皆様ミナサマにおかれましても、今後コンゴとも
企画キカクされる 「  施ホドコ肥フトシ、草刈クサカリ  」 等トウの活動カツドウに、僅ワズかな時間ジカンでも結構ケッコウですので、積極的セッキョクテキに
参加サンカされて、 会員カイインの総力ソウリョクで　『 測量ソクリョウ山ザン桜サクラロード 』　の完成カンセイを実現ジツゲンさせていただけます
よう、心ココロから念願ネンガンしております。
室蘭ムロラン測量ソクリョウ山ザン桜サクラロード実行ジッコウ委員会イインカイの会員カイインのみなさん、活動カツドウ１０周年シュウネンそれと自然シゼン環境カンキョウに
対する積極的な取組トリクが評価ヒョウカされ、財団ザイダン法人ホウジン日本ニホンさくらの会カイからの 「 平成ヘイセイ２３年度ネンドさくら
功労賞 」 受賞、おめでとうございます。
今回コンカイは、 「 桜サクラ 」 をテーマに道内ドウナイ随一ズイイチの桜サクラの名所メイショ 「 松前マツマエ公園コウエン 」 について、お話ハナしを
させていただきます。 松前マツマエ公園コウエンは、今イマでこそ、八重ヤエ桜ザクラを中心チュウシンに２５０種類シュルイ以上イジョウの桜サクラが、
１０，０００本咲いているといわれております。さて、松前マツマエ公園コウエンが桜サクラの里サトとなるまでは、どう
だったのでしょうか。
北海道ホッカイドウ七飯町ナナエチョウ在住ザイジュウの桜サクラ研究家ケンキュウカ　浅利アサリ政俊マサトシさんが小学校ショウガッコウの教員キョウインとして松前マツマエ町チョウに赴任フニン
したのは、昭和２８年ネンの頃コロ、当時トウジの松前マツマエ公園コウエンは、狭セマく未整備ミセイビで、明治メイジ以降イコウに町民チョウミンが育ソダ
ててきた桜があるのみでした。　その多オオくは鎌倉カマクラ兼介ケンスケさんによって植栽ショクサイされた八重ヤエ桜サクラで
した。桜の品種も寺社の名木を含めても２０種類程度テイドで、本数ホンスウは約ヤク３００本ホンぐらいでした。
そこで、浅利アサリさんは、松前マツマエ町チョウに  「 植物園ショクブツエンか、桜サクラの見本園ミホンエンの様ヨウなものを作ツクるべき 」  と
提案をしたそうです。そして、昭和ショウワ３２年ネン、当時トウジの佐々木ササキ町長チョウチョウのもと 「 松前マツマエ教育キョウイク植物園ショクブツエン
構想 」 がまとまったそうです。まったくのゼロからのスタートでしたが、松前マツマエの桜サクラ見本園ミホンエン
には、次のような理念がありました。
「 子供コドモに桜サクラの美ウツクしさや文化ブンカを伝ツタえ、一般イッパンの人々ヒトビトにも桜サクラへ親シタしんでもらう 」
「 北キタは千島チシマ列島レットウの千島チシマ桜ザクラ、南ミナミは沖縄オキナワの寒カン緋ヒ桜ザクラまで、日本ニホンの桜サクラを集アツめ植栽ショクサイする 」
浅利アサリさんは、全国ゼンコクから集アツめた桜サクラを子供達コドモタチと共トモに品種ヒンシュ改良カイリョウし、松前マツマエ独自ドクジの桜サクラを育ソダてあ
げ、現在に至りました。　ちなみに、日本ニホンの桜サクラの品種ヒンシュは、現在ゲンザイ３００種類シュルイ以上イジョウといわれ、
その約３分の１にあたる１０５種類シュルイの桜サクラを、浅利アサリさんが育成イクセイされてきました。そのうち松前マツマエ
で生まれた新品種の桜は、約１００種類です。
松前マツマエ公園コウエンの桜サクラの取組トリクの原点ゲンテンを振フり返カエってきましたが、最後サイゴに、忘ワスれてはならないのが
これまで桜を守マモり続ツヅけてきた、多オオくの地元ジモト住民ジュウミンの方々カタガタがいたことです。　そして、今後コンゴの
キーワードとして、次世代へ引き継ツがれるであろう 「 子供コドモ達タチ 」 に、桜サクラの里サトを守マモり育ソダてる
ことをどのように伝えていくのか、忘れてはならないと思オモいます。
	室蘭ムロラン市シの森林シンリン面積メンセキは、行政ギョウセイ面積メンセキの３２％に当アたる２，５９４ｈａ あり、このうちの９０％が
	天然林テンネンリンで占シめられています。北側キタガワには、室蘭ムロラン岳ダケ （国有林コクユウリン）、蘭ラン西ニシには、国有林コクユウリンの払ハラ下サ
	げを受ウけた測量ソクリョウ山ザン緑地リョクチや地球チキュウ岬ミサキ緑地リョクチがあり、 両リョウ緑地リョクチとも国有林コクユウリンであったことから森林シンリン
	が保全ホゼンされてきたと考カンガえられ、 特トクに、 唐カラ松平マツダイラから旧キュウ野鳥ヤチョウ園エンに抜ヌける散策サンサク路ロ沿ゾいには、
	樹ジュ齢レイ百年ヒャクネンを超コえるとみられる大木タイボクを見ミることができます。
	市シの事業ジギョウとしては、昭和ショウワ５２年ネンから平成ヘイセイ１３年ネンまで、測量ソクリョウ山ザン緑地リョクチと知チ利リ別ベツ公園コウエン（楽ラク山サン）
	に ８４４本ホン の市民シミン記念キネン植樹ショクジュを行オコナってきました。　桜サクラに限定ゲンテイしますと、ヤエザクラとヤマザ
	クラあわせて ４００本ホン 植樹ショクジュしていて、 その内ウチ、測量ソクリョウ山ザン緑地リョクチには、 唐カラ松平マツダイラ ・ 女オンナ測量ソクリョウ山ザン
	周辺シュウヘンにヤエザクラ ５０本ホン を植樹ショクジュしています。 他ホカに、町内チョウナイ会等カイトウを対象タイショウとした苗木ナエギの配布ハイフ
	も行オコナっており、 公園コウエンや道路ドウロ等トウの公共コウキョウ的テキな場所バショに植ウえることを条件ジョウケンに、　平成ヘイセイ１５年ネンから
	２３年ネンまでに、ヤエザクラやヤマザクラ １，６００本ホン ほど配布ハイフしております。苗木ナエギは、１ｍ
	位グライなので、 間隔カンカクが狭セマかったり、　フェンス際ギワに植ウえたりしているところもあり、 管理カンリ面メンで
	苦慮クリョしている所トコロも出デてきています。
	今後コンゴの測量ソクリョウ山ザンの展望テンボウについてですが、
	担当タントウは違チガいますが、夜景ヤケイ観光カンコウを売ウり出ダし
	ており、測量ソクリョウ山ザン山頂サンチョウからの眺望チョウボウもお勧ススめ
	ポイントとなっております。測量ソクリョウ山ザン緑地リョクチは、
	山頂サンチョウや唐カラ松平マツダイラ広場ヒロバ、 駐車チュウシャ場ジョウ、 マスイチ
	展望台テンボウダイ、 絵エ鞆トモ岬ミサキ展望台テンボウダイ等トウが整備セイビされ、
	市シ内外ナイガイから多オオくの方カタが訪オトズれ、朝日アサヒ夕日ユウヒの
	眺望チョウボウや野鳥ヤチョウ観察カンサツ、 森林浴シンリンヨク等トウに広ヒロく活用カツヨウ
	されていることから、 現状ゲンジョウでの維持イジ管理カンリ
	を基本キホンに考カンガえています。「 測量ソクリョウ山ザンを桜サクラの
	山ヤマに」と、桜サクラロード実行ジッコウ委員会イインカイの皆ミナさんの
	手テにより、 テングス病ビョウの枝エダの除去ジョキョや老木ロウボク
	の伐採バッサイ ・更新コウシン等トウを実施ジッシしていただき、また、種から苗木を育てる取り組みも始められ、
	大変タイヘン感謝カンシャしています。
	測量ソクリョウ山ザンは、都市トシ緑地リョクチとして都市トシ公園コウエン法ホウ上ジョウの制限セイゲンがありますが、適切テキセツな保全ホゼン、管理カンリが
	必要ヒツヨウですので、今後コンゴも互タガいに協力キョウリョクし合アいながら、桜サクラの山ヤマづくりを進ススめていけたらと思オモっ
	ています。
	昨年サクネンは、３度ド松前マツマエに足アシを運ハコびました。その都度ツド、その季節キセツで、よい場所バショがあることにきずかされます。
	ある冊子サッシには、 今イマの松前マツマエ 「さくらの里サト」 があるのは、浅利先生アサリセンセイが、つくり出ダされた
	新アタラしい桜サクラがあるからですが、 大正タイショウ時代ジダイには、接ツぎ木キで桜サクラの増殖ゾウショクにつとめた鎌倉カマクラ
	兼カ助スケ氏シがいて、現在ゲンザイは、桜サクラを守マモり育ソダてる多オオくの子供コドモたちや町民チョウミンがいるからです
	とあります。
	私ワタシたちも、明日アシタを夢見ユメミて
	測量ソクリョウ山ザンで、ガンバッテいます
暑アツい中ナカ、大事ダイジな草クサ刈カリ作業サギョウです。
	汗を流しながら、作業を行います。
		休憩時の冷たい飲料水は最高です。
測量ソクリョウ山ザンで活動カツドウをしていると良ヨく聞キかれます。
「何ナニをしているのですか」と、まじめに、樹木ジュモクの手入テイれをしていますと答コタえます。
最近サイキン、飽アきてきました。
浅利先生アサリセンセイは、日本ニホンに数人スウニンといわれる「桜サクラ守モリ」の一人ヒトリです。桜守サクラモリは桜サクラの花守ハナモリ（花神ハナカミ）です。
数人スウニンの桜サクラ守モリの一人ヒトリであれば、桜サクラの花ハナ大ダイ守モリでしょう。
すると、花ハナ守モリの子孫シソンは、花ハナ大守オオモリとは格段カクダンの差サはあるとは思オモいますが、
花ハナ小ショウ守モリと呼ヨんでも良ヨいのではないでしょうか。花小守は、花子守と書き換えてもよいでしょう。
今度コンド聞キかれたら、答コタえます。
桜サクラの小ショウ守モリ（子守コモリ）をしているのだと・・・・
ここち良ヨいところで、
思オモいを込コめて一句イック
室蘭ムロラン測量ソクリョウ山ザン桜サクラロード実行ジッコウ委員会イインカイの活動カツドウ１０周年シュウネンおめでとうございます。「室蘭ムロランのシン
ボル測量ソクリョウ山ザンを桜サクラの名所メイショにしよう」　「子供コドモたちに郷土キョウド愛アイを持モってもらおう」 を出発点シュッパツテンに
始ハジまった取トり組クみは、大オオきな節目フシメを迎ムカえ、確実カクジツに 『 花開ハナヒラこう 』 としています。
植樹ショクジュされているサクラは、 結婚ケッコンや出産シュッサン、合格ゴウカク祝イワいなど、 すべて市民シミンオーナーによる
記念キネン植樹ショクジュです。単タンに植ウえるのではなく、植樹ショクジュ者シャ自ミズカらが手入テイれを行オコナう活動カツドウは、市民シミン参画サンカク
の先駆サキガけとして画期的カッキテキなものでした。 従来ジュウライの行政ギョウセイ主導シュドウではない 「 住民ジュウミン主導シュドウ 」 の取トり
組クみに、 財団ザイダン法人ホウジンむろしん緑ミドリの基金キキンはじめ個人コジンや企業キギョウから多オオくの賛同サンドウがあったのは、
事実ジジツです。家族カゾク連ヅれで植樹ショクジュ者シャ自ミズカらスコップを持モって苗木ナエギを植ウえ、鎌カマを手テに草刈クサカリりに汗アセ
を流ナガし、作業サギョウ後ゴには家族カゾクと共トモにジンギスカンを囲カコみ、植樹ショクジュ者シャ同士ドウシの交流コウリュウも深フカまったこと
と思オモいます。測量ソクリョウ山ザンに直接チョクセツ市民シミンが関カカわり、文字モジ通ドオり 『市民シミン憩イコいの山ヤマ』 となったのです。
春ハルの 「山開ヤマビラき」 が近チカづけば山ヤマは、桃色モモイロに色イロづきます。夜ヨルは、測量ソクリョウ山ザンのライトアップで、
７色イロの光ヒカリが夜空ヨゾラに放ハナたれます。この時季ジキ、測量ソクリョウ山ザンは彩イロドりを増マすのです。
					サクラの苗木ナエギを成長セイチョウさせることは、子供コドモを
					育ソダてるのと同オナじで手テがかかるものと、話ハナされ
					る方カタもおられます。 単タンに植ウえるだけではな
					く、 春ハルには肥料ヒリョウをやり、 枝エダが風カゼで折オれそう
					になればそれを支ササえ、 ネズミの食ショク害ガイに対タイし
					ては、ペットボトルやネットで防フセぎ、テングス
					病ビョウにかかれば、その枝エダを除去ジョキョし、今年コトシ初ハジめ
					ておこなった殺菌剤サッキンザイの散布サンプも、樹木ジュモクを成長セイチョウ
					させたいとの『思オモい』からだったのではない
					かと思オモうのです。
会員カイインである植樹ショクジュ者シャが、 ひとりひとり植ウえた樹キ木だからこそ大事にしたい、その成長を
しっかりとしたものにしたい、 きっとそのような考えなのでしょう。
このような地道ジミチな取トり組クみは、 広ヒロく知シれ渡ワタるようになり、  財団ザイダン法人ホウジン 日本ニホンさくらの会カイの
平成ヘイセイ２３年度ネンド 「さくら功労者コウロウシャ」 に輝カガヤきました。実行ジッコウ委員会イインカイの取トり組クみは、その都度ツド取材シュザイ
し、紙面シメンで紹介ショウカイしています。活動カツドウの市民シミン理解リカイは進ススんでいます。 活動カツドウ１０周シュウ年ネンを迎ムカえ、
委員会イインカイ組織ソシキも確立カクリツしました。これからが正念場ショウネンバです。団体ダンタイ名ナの中ナカにもある『 桜サクラロード 』
として脚光キャッコウを集アツめる日ヒも、近チカい将来ショウライ来クることでしょう。今後コンゴの活動カツドウの展開テンカイと広ヒロがりに会員カイイン
の一人ヒトリとして期待キタイしています。
測量ソクリョウ山ザン桜サクラロードと私ワタシのかかわりは、昭和ショウワ会カイへの入会ニュウカイから始ハジまります。 すでに皆ミナさんも
ご存知ゾンジのこととは思オモいますが、 「 測量ソクリョウ山ザン桜サクラロード 」 の立タち上アげに積極的セッキョクテキにかかわった
のが昭和ショウワ会カイであります。入会ニュウカイ初年度ショネンドより、桜サクラの植樹ショクジュ （ 第ダイ１回カイ記念キネン植樹ショクジュ ） を始ハジめ、今日コンニチ
まで１０年ネン、 測量ソクリョウ山ザンの桜サクラを見ミてきている一人ヒトリです。 今回コンカイは、今イマまでの１０年ネン、その中ナカで
見ミえてきたもの、  そしてそこから将来ショウライに向ムけて、 考カンガえなければならないことを、見ミつけ
出ダす一助イチジョにでもなればとの思オモいから、文章ブンショウを書カかせていただきます。
入会ニュウカイして、５月ガツには第ダイ１回カイの植樹ショクジュとなっていたのですが、そのときの思オモいは
「山ヤマに樹木ジュモクを植樹ショクジュするのはいいことではあるが、果ハたして成長セイチョウするのかな？」
そして、そもそも
「植樹ショクジュする場所バショが、なぜ、測量ソクリョウ山ザンなのか？」
「植樹ショクジュする樹木ジュモクが、なぜ、桜サクラなのか？」
					という思オモいでした。
測量ソクリョウ山ザン、確タシかに私ワタシが子供コドモの頃コロ、遠足エンソクで行イったことがあるのは覚オボえています。 しかし、
今イマまで、特別トクベツな思オモいで測量ソクリョウ山ザンをみていたという記憶キオクはないのです。そして、樹木ジュモクを植ウえ
るのであれば、公園コウエンとかの平坦ヘイタンな場所バショの方ホウが良ヨいのではないかと思オモっていたのですが
最近サイキン、 先輩センパイたちが、なぜ測量ソクリョウ山ザンという場所バショを選エラんだのかを知シる機会キカイを、 得エることができ
たのです。 それは、昨年サクネンの記念キネン事業ジギョウの一ヒトつであった「測量ソクリョウ山ザンみどりのフォーラム」開催カイサイ
のための準備ジュンビをしているときでした。講師コウシとして来キていただく孫ソン田タさんに、私ワタシたちが活動カツドウ
をしている場所バショを見ミていただく際サイに、 私ワタシたちが測量ソクリョウ山ザンを説明セツメイできないのでは、  失礼シツレイに
あたるのではないかと思オモい、測量ソクリョウ山ザンを勉強ベンキョウしたのです。 図書館トショカンへ通カヨい、資料等シリョウトウを調シラべ
る中ナカで、測量ソクリョウ山ザンは室蘭ムロランという街マチの移ウツり変カわりをじっと見ミつめ、また、そこで暮クらす人々ヒトビトに
は、愛される続けているということです。それを顕著ケンチョに表アラワすのが、６０年ネンも続ツヅく「 山開ヤマビラき 」
なのではないでしょうか。「 地元ジモトでなんとか観桜カンオウ会カイを開ヒラきたい 」との思オモいから、現在ゲンザイまで
続ツヅいています。その当時トウジを知シる人達ヒトタチは、口クチをそろえて言イいます。 「測量ソクリョウ山ザンの周マワりの町会チョウカイ
単位タンイで、その頃コロの山開ヤマビラきは、人々ヒトビトが多数タスウ集アツまった」とそれを目メを輝カガヤかせて、皆ミナが話ハナすの
です。 新聞シンブンや・資料シリョウにも載ノっておりますが、当時トウジ、幼オサナい子供コドモだった先輩センパイたちには、その
脳裏ノウリに鮮烈センレツにその光景コウケイがあるのです。今イマのように娯楽ゴラクもない時代ジダイ、「山開ヤマビラき」が春ハルの訪オトズ
れを告ツげる一ヒトつの行事ギョウジとして、 先輩センパイたちの胸ムネに残ノコり、 そして、そのような場所バショを先人センジンと
して、次ツギの世代セダイ （ 子供コドモたち ） に伝ツタえたい、そのために測量ソクリョウ山ザンに植樹ショクジュをし、憩イコいの場バを
を作ツクり、後ノチの世代セダイへ良ヨい環境カンキョウを残ノコしたい。 そんな思オモいがあったのでしょう。 会員カイインの中ナカに
もそのような思オモいを持モつ方カタが多オオいはずです。 測量ソクリョウ山ザンは、そんな思オモいを一ヒトつにする場所バショ
なのです。幼オサナい日ヒの思オモい出デを作ツクれる場所バショ、どこかにあってもいいのではないでしょうか。
それでは、つぎになぜ桜サクラなのか。　現在ゲンザイ桜サクラの名所メイショといわれているところは数多カズオオくあり、
それぞれにその彩イロドリは、人々ヒトビトを魅了ミリョウしています。室蘭ムロランにも桜サクラの咲サき誇ホコる場所バショがいくつも
あり、人々ヒトビトの目メを楽タノしませています。なぜ桜サクラなのかを考カンガえたときに、まず浮ウかんだのが
前マエにもご紹介ショウカイしたかもわかりませんが、百人一首ヒャクニンイッシュの一句イック
「いにしへの奈良ナラの都ミヤコの八重ヤエ桜ザクラ　けふ九重ココノエに匂ニオひぬるかな」
すでに平安ヘイアン時代ジダイに桜サクラの歌ウタが読ヨまれていたように、 桜サクラは、 その当時トウジの人ヒトにも愛メでられ、
現在ゲンザイにおいても、人々ヒトビトに愛アイされているのです。　桜サクラを管理カンリしている方々カタガタとお話ハナしをする
機会キカイに、さりげなく 「 なぜ、桜サクラだったのでしょう 」 と聞キきます。 大体ダイタイの人ヒトが、すぐに「桜サクラ
は国クニ花ハナであり、人々ヒトビトに愛アイされているのでしょう」と、 こんな話ハナしを聞キき脳裏ノウリに浮ウかんだの
が、山登ヤマノボりする人ヒトに「 なぜ、あなたは山ヤマに登ノボるのですか？ 」と尋タズねたときに、その方カタが
「 そこに山ヤマがあるから 」 と答コタえたとか、けっこうこのような感覚カンカクなのではないでしょうか。
つまり、 なぜ桜サクラを植ウえるかを考カンガえることは、 考カンガえるに値アタイしないことだったのかもしれませ
ん。桜サクラを愛アイする人ヒトがいる、そして桜を愛でたい人が多数いる、そのために自ら桜を植え、
桜サクラの花ハナ盛ザカりを満喫マンキツしたい、 そんな思オモいだったのではないでしょうか。  このように人々ヒトビトに
愛アイされる桜サクラを思オモう心ココロは、すでに日本人ニホンジンの文化ブンカとなっているのです。遠トオい昔ムカシより、桜サクラを愛アイし
続ツヅける人ヒトに、
					「なぜ、桜サクラを植ウえるのですか？」
					あまりに、失礼シツレイな質問シツモンだったのかもしれま
					せん。 ましてや、日本の文化を否定する
					ような問トいかけに、 答コタえに困コマる方カタもいらし
					ゃったのかも知れません。でも、また機会
					があれば、聞キいてみたいものです。
					「なぜ、桜サクラを植ウえるのですか？」と・・・
					もしも、私が聞かれたならば、すぐに答コタえ
					ます。今イマまでの経緯ケイイを説明セツメイし、
「最初サイショから、植樹ショクジュすることが決キまっており、おっかない先輩センパイたちには逆サカらえず、
また、測量ソクリョウ山ザンのためにと脅オドされて、数カズ多オオくの桜サクラを植ウえました」と
							冗談ジョウダンです。
一息ヒトイキついたところで、 「 山ヤマで桜サクラは育ソダてられるのか？ 」 この問題モンダイの解決カイケツも、さほど難ムズカし
くはありませんでした。 でも、最初サイショの植樹ショクジュ時ジには、考カンガえられたところです。 平坦ヘイタンな土地トチ
（ 場所バショ ） においても、樹木ジュモクを成長セイチョウさせるのは大変タイヘンで、 ましてや山ヤマとなるともっと手間テマが
かかることでは、・・・・　　確タシかにそう思オモいます。しかし、樹木ジュモクを植ウえるということは、その
ような手間テマを考カンガえ、植ウえることなのではないかと思オモいます。そうしない限カギり、 樹木ジュモクを成長セイチョウ
させることは、困難コンナンだと思オモえるのです。私ワタシたち （ 植樹ショクジュ者シャ ）の年トシを考カンガえると数スウ十年ジュウネンもの間アイダ、
桜サクラを管理カンリできないし、 年トシを重カサねることで、 足腰アシコシも弱ヨワくなり、作業サギョウが大変タイヘンになるのではと、
そんな会員カイインが多オオかったと思オモいます。 でも、桜サクラを植樹ショクジュした。 そして現在ゲンザイまで桜サクラを管理カンリして
います。桜サクラの花ハナを誰ダレしもが咲サかせたいのです。そして、その桜サクラをみんなで愛メでたい思オモい
が、行動コウドウさせているのです。
会員カイインの間アイダでもよく言イわれることです。
「植ウえた桜サクラが見ミごろになるときには、もう私ワタシたちはいませんよネ」
						それでも、育ソダてるのですか？と
「私ワタシたちは、何ナンのためにやっているのでしょう。」
				私ワタシたちが見ミることができないのにと・・・
ある先生センセイに指導シドウを受ウけた際サイ、その先生センセイ良ヨいことをお話ハナしになりました。ふとした際サイに、
会員カイインからもれた一言ヒトコト、それは上記ジョウキのような言葉コトバ、それを受ウけて、その先生センセイ
「そのようにおっしゃるのは、わかりますが、良ヨく考カンガえてください。　あなたたちが
今イマ見ミている桜サクラは、 かつて先人センジンたちが、今イマのあなたたちと同オナじように苦労クロウをして
育ソダてたからこそ現在ゲンザイがあり、その桜サクラに感動カンドウしているのですよ。現在ゲンザイのその感動カンドウ
に感謝カンシャし、 将来ショウライに感動カンドウさせることのできる場所バショ創ヅクりに励ハゲむことは、意義イギあること
であり、またそれが、将来ショウライ私ワタシたちと同オナじような活動カツドウをする人達ヒトタチを、生ウみ出ダすので
すよ」と
本当ホントウにそのとおりなのです。春ハルになり桜サクラの咲サき乱ミダれるのを見ミて感動カンドウしている場所バショには、
先人センジンたちの努力ドリョクがあり、将来ショウライ桜サクラに感動カンドウするであろう後輩コウハイのためには、今イマ私ワタシたちが、桜サクラ
の管理カンリに励ハゲまなければならないのです。
話ハナしは、  チョット別ベツ方向ホウコウに進ススみましたが、　平坦ヘイタンな日光ニッコウを十分ジュウブンに浴アびることができる
場所バショと樹キ冠カンに覆オオわれた山ヤマでは、その成長セイチョウの度合ドアいが違チガうのは当然トウゼンです。　ましてや、
すでに何十年ナンジュウネンとその場所バショに根ネを張ハってきた樹木ジュモクの間アイダに植樹ショクジュするのは、 植ウえた樹木ジュモクの
成長セイチョウにも支障シショウをきたし、 長年ナガネンそこに根ネを張ハってきた樹木ジュモクの成長セイチョウにも、 その影カゲを落オとす
こととなる場合バアイもあるのです。 しかし、樹木ジュモクにも寿命ジュミョウがあります。 枯死コシした樹木ジュモクが土ツチに
帰カエるには、膨大ボウダイな時間ジカンがかかります。　少スコしでもその場所バショを良ヨい状態ジョウタイに保タモつためには、
やはり、手テをかけなければならないのではないでしょうか。
みなさんも、 ご存知の 『 桜の名所 』 奈良の吉野山ヨシノヤマ、 そこには古フルい時代ジダイから、山ヤマを
守り、桜を守っている方がいます。「 桜守 」と呼ばれていますが、その方カタたちが、現在ゲンザイ
まで山の桜を良い状態で保ち続けているからこそ、 春ハルには多数タスウの人々ヒトビトを魅了ミリョウする場バ
を提供し続けているのではないでしょうか。
山ヤマの桜サクラ、 確タシかに手テはかかることですが、かけ
れば、 その良い状態は維持できるのです。
難しい、時間がかかると考えずに、どうせやる
なら、 むずかしく 困難の多いほうが成ナし遂トげ
たときの喜ヨロコびは、 苦難クナンの数カズだけ増マすだろうと
考え、「 花見の酒も美味いはず 」 と思えば、
活動にも自然と力が入ります。 私たちの活動
が、会員及び地域の方々に支えられ、
『 人々ヒトビトが集ツドう人々ヒトビトを魅了ミリョウする
そんな場所バショ創ヅクり 』
を続ツヅけることができたなら、なんと最高なことで
しょう。続ツヅけることこそが、未来ミライの力チカラを生ウみ出ダすのです。それが、測量ソクリョウ山ザンの「 明日アシタに輝カガヤく
道ミチ創ヅクり 」 だと思オモいます。
１月ガツ　厳冬ゲントウの海ウミ			２月ガツ　冬フユの太平洋タイヘイヨウ				３月ガツ　残雪ザンセツの室蘭ムロラン岳ダケ
	H　23.1.13　撮影サツエイ			H　22.2.21　撮影サツエイ			H　22.3.14　撮影サツエイ
４月ガツ　測量ソクリョウ山ザンの夕日ユウヒ			５月ガツ　測量ソクリョウ山ザンの春ハル				６月ガツ　唐カラ松平マツダイラのツツジ
	H　23.4.5　撮影サツエイ			H　23.5.15　撮影サツエイ			H　22.6.18　撮影サツエイ
７月ガツ　テレビ塔トウと夏ナツ空ソラ			８月ガツ　女オンナ測量ソクリョウ山ザンの木漏コモれ日ビ				９月ガツ　隙間スキマ見ミる羊蹄山ヨウテイザン
	H　22.7.30　撮影サツエイ			H　22.8.30　撮影サツエイ			H　22.9.25　撮影サツエイ
１０月ガツ　唐カラ松平マツダイラの紅葉コウヨウ			１１月ガツ　桜サクラの紅葉コウヨウ				１２月ガツ　冬フユの唐カラ松平マツダイラへの道ミチ
	H　22.10.23　撮影サツエイ			H　23.11.5　撮影サツエイ			H　22.12.19　撮影サツエイ